るろうに剣心 〜追憶編〜
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 ~特別版~ [DVD]
- 出版社/メーカー: SME・ビジュアルワークス
- 発売日: 1999/12/18
- メディア: DVD
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実は1巻をOVA発売直後で観たっきりでした。
ワッキー*1の原作も(作者の幕末の好きっぷりが)かなり好きでしたが、
やっぱタイムリーでアニメを観てる世代なワシにとってはこちらも外せないわけで。
内容は今更だが、TVアニメ上で放送しなかった(オリジナルに移項した)剣心の幕末(抜刀斎)時代の話。
まーOVAだと言うことで情け容赦なく血が出るわ出るわ。
まー、そんな追憶編。スタジオに何故かありまして借りてきました。
しかも1巻のみ抜けてるって…これは観ろってことですよね?(ですてにー♪
しかし、改めて思うが、これは名作過ぎる。
なんで一巻で観るのを止めてたのか、後悔にて、当方現在柱の角で何度も頭をぶつけています。
さすがOVAだけあってかなりの作画の質の高さ。
個人的に特筆したいのはチャンバラシーンではなく(もちろん最終巻のVS斉藤などはすごいものがあったが)、
細かすぎる―微かであり、確かであるキャラクターの芝居の多さ。
(そういう意味ではほとんどチャンバラがない3巻が当方のお薦め)
話の流れとしては原作に沿った形だけど、もう名を借りたオリジナルストーリーだよな、これ。
どちらかというと時代劇の臭いがする。ホントに演出がニクイです。
そして何と言っても巴の声の岩男潤子さんですよ。
う〜が〜!!(発狂
もうね、この人最高。ベストキャスティング。
複雑な巴役を演じきってます。
ちょっと内容へ。
最終巻の巴の●●のシーン(原作でもあるので伏せ字にしても仕方ない)。
恐らく巴は最期の最期までよく分からないままだったのではないのかな。
微笑みながら残した頬の傷。そうすることで彼女の願いは全て叶った(?)
…そんな人によって判断が違いそうな(日本的とも言える)微妙な表情を
表現できてるのがもう、何というか神髄を見せてもらった感じです。
とりあえず剣心知ってるなら損しねーから観ろ。
…ただ、実は星霜編も観ていないので、
即刻こちらも探して観ることにします。
すでに激涙フラグが立っていそうな予感が…