【3】懐かしい&新しい手法、チャレンジをともに含んだ演出

Mon個人が最もハルヒのアニメを面白いと感じた1つ。

14話全体を見直した感想は全体的に演出は統一感がない(恐らくほぼコンテ演出なので意図的)というか
割と抑えるところはシリーズ演出なる役職があるのでそこでまとめつつ、
演出さんに自由にやってもらっているスタンスなのではないかなーと。
その中でひたすら昔(80後半から90年代?)っぽい演出と、
やたら見たことのないチャレンジ的演出が混ざっていることに気づく。


前者は2話(涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ)や14話(涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ)。
2話のバストショットとかのレイアウトの取り方とか、14話のハルヒを引っ張って
神人からキョンが逃げるシーン一連がひたすら懐かしさを感じる。
後者は1話(朝比奈ミクルの冒険 Episode00)、9話(サムデイ イン ザ レイン
んでもって12話(ライブ ア ライブ)。
…言わずもがな、と言ったところではあるが12話のライヴシーンは
よくもまぁTVシリーズで作ろうと思ったなぁと感心する次第。


…って何か有るのかと思ったら前者は石原立也さんで後者は山本寛さんが
コンテと演出やってるという単にそれだけだったのだけど、
今と昔の演出がぱきっとここまで出る(それが許されてる作品というのも、
珍しいのではないかと。