戦国自衛隊1549

見に行くか行くまいか。散々悩んだ挙げ句、新宿に用が出来たのでついでに見に行く。
なかなかギリギリで映画館に駆け込む(つかれた
まぁとりあえずいつもな感じで感想いってみよう、やってみよう(古

  • 見所としましては

爆発CGと装甲車とか好きな人には( ゚Д゚) ムホー 
そこはすごかったです。凝ってます。

  • 顔文字一言で表して

( ´゚д゚`)えーーー

中盤以降コレの連続。
ネタバレは極力避けるため分かる人には分かるような言い方をしますと
なにその聖闘士星矢 聖域十二宮編。
もっと言うと
「お前は先にいk(ry」

別にそのシチュエーションが出たらいけないわけではなく、でも…ああやっぱりかよ。
…と(´・ω・`)ガッカリ・・・してしまうのも事実なわけで。
全体的にそうだけど、お約束が悪い方に悪い方で出ている印象。

舞台的に出てきますが、一押しキャラ。
ただのオヤジで終わると思ったらさすがマムシ。タダでは終わりませなんだ。

役者の北村さん大好き。あずみの時の井上勘兵衛もだけど存在感あるなーと。
…しかも七兵衛さんをそういうオチにもっていかれますか。

  • 歴史の修復力

戦国史好きなわしが今回全く歴史面で違和感を覚えなかったのはこの設定のおかげ?
つまり現在過去未来が一本で繋がっているならば、歴史は可能な限り決まった未来に
(既に自衛隊がある日本が存在しているという未来)修正をかけようとするチカラ。
個人的にこれは使えるなーと、一人で思う。

  • 結局総評として

既にローレライで耐性が付いてたというか(これは後述)、半ばそうなるだろと
覚悟していたために大したダメージは受けませんでした。
福井原作は確かに面白いSF要素を持っている。
ただ、それはアクマでも副次的なものでそれは言いたかったことを体現する
シチュエーションでしかない気がする。←この辺りはH.M.B.氏と同意見。
そのためハリウッドのようなとにかく爆発すればいいのよ的な(酷すぎ)
映画作りでは到底表現できない代物であるだろうし、結局の所アクションとメッセージ、
それをどちらも取ろうとして中途半端な作りになってしまっている。
…と言うよりどうにもメッセージが全く届いてこない。

メッセージ性ばかり求めるのは確かに映画という媒体としてどうよと思うけれど、
とにかく売れない、あまり受け入れられない覚悟でそっち方向な映画を作らないと
結局、恋愛潜水艦、タダの戦国自衛隊にしかならない。
それが出来ないならば「福井原作は映画には向いていない」ということなのでは?


ただ、ラストサムライがあそこまで出来たのだから、まだまだ考える余地はあるはずで
これからの日本の映画の在り方が変わる布石の作品にもこの今年の2つはなるかも知れないわけで。



とりあえず次は亡国のイージスですが…どうなるかなーどうなるかなー
どっちかというとやっぱ不安の方が大きいです。