<梵英心物語・上>日暮れまでボール追ったガキ大将(中国新聞 カープ情報)

http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200611150332.html


最近Mixiでしかカープの話をしていなかったので、たまにはこちらででも。


まずはネタ元の梵 英心選手、新人王おめでとうございます。
去年の予告通りの新人王、今オフは黒田残留といい、カープファンにはたまりません。


横浜の吉村選手の方が規定打席に達してはいないながらもインパクトが強かったので
かなり微妙な判定かな?とは思ってましたが、箱を開けてみればダブルスコア。
玄人好みな選手とは思っていたので*1大丈夫だろうとたかをくくりつつも、ほっとしました。



というわけで、地元紙の中国新聞梵英心物語と題して3日間特集を組む運びになった模様。
以前中国新聞は2004年オフにその年に首位打者最多安打を獲った嶋選手の特集で
実に一月も擁し嶋重宣物語を書いてみたりしてます。
しかもこれが結構泣けます。


デイリー、西日本スポーツなどお膝元地元紙はありますが、広島中国新聞はひと味違います。


それはカープへの見事なツンデレっぷり。


基本地元紙ですからべったり記事寄りになるのはむしろ自然だと思ってます。
例えば前日の試合、地元球団が勝ったとします。
○○選手が良かった。あの○回の監督の判断がすばらしい!!
…そんな記事が紙面を踊ることでしょう。


だが、中国新聞は甘くない。
確かに良かったところは両手放しで称えるけれども、ダメ出しも容赦ない。
それがたとえその日勝った試合でも

『ふ、ふんだ!きょ、今日はたまたま勝ったけどこんなラッキーいつまでも続かないんだからねっ』

…そういわんばかりに容赦ない批判記事を突きだしてくる。
そのくせ、嶋や梵のようにタイトルを獲ったときには全力でもって泣ける特集を
日割りにしてでもガンガン打ち出してくるわけで。


…一体誰に対してのツンデレなのか分からなくなってきましたが、
ボクのようなM体質なカープファンにはたまらない仕様となっています。



まぁそれが逆に公平で好感を持っている読者も多い模様です。
ですので、先日の黒田残留の件、それまで某球団寄りのスポーツ誌とかが
かなり飛ばし気味に「FA確定」やら「某球団濃厚」とか
憶測書きまくってて攪乱気味だったのですが、朝の時点でその中国新聞
(珍しく)すっぱ抜いてたので信頼度が高かったという意見もありました。



ってあれ?梵選手の話じゃなかったっけ?…まぁいいや、まだ二日あるし(えー

*1:投票は5年以上記者経験のある記者