【7】涼宮ハルヒへの大妄想(キバヤシレベル)。

以上の点をまとめてみるとまた色々な謎の答えっぽいのが見えてくる。
ここはチラシの裏のそのまたチラシの裏くらいな感じで。



超監督涼宮ハルヒ

OPのスタッフロールに『監督:石原立也』以上にでっかく出てくる


超監督涼宮ハルヒ

置いてけぼりの「みくるスタート」、話数順バラバラのシナリオ構成等…

これらはお分かりの通り、全て『大宇宙の大いなる意志』よろしくな
世界を変革すら出来る涼宮ハルヒ様の御意志であり、その御意志の前には
何者も勝てませぬ、という製作した作品のキャラクターに製作した作品が
乗っ取られた(結果1話があれで話数がバラバラ)という
ジョーク。
(言うだけ野暮な話かもですが)


超監督は5話のくじ引きでキョンと一緒になれなかったせいで
スタッフロールをこんな感じにひがんでみたりと
まぁなんともやりたい放題。


シリーズ構成「涼宮ハルヒと愉快な仲間たち」

アニメのシナリオ全体の構成は誰かというのをこのアニメはこのように明記していない。

ただ原作者の谷川流氏がスタッフロールに原作、構成協力と書かれており、
さらにアニメ唯一のオリジナルシナリオだった9話の「サムデイ イン ザレイン」を
本人が書いていることから、これまでの京アニ作品みたいに*1
結構深くまで構成関わってるんだろうなと想像が出来ます(これも超監督を含めたジョークの一環?)。


しかし、関わりが京アニに縁があるとはいえ、『射手座の日』を
フルメタ賀東招二氏がシナリオやるなんてっ!!!
「楽しそうだから混ぜて貰っちゃった」って!!!

そりゃあ「アイ・アイ・マム」とか「ガ○○ム持ってこい」とか出るわけだ。


バラバラ話数から推測される仮説…全ては計画通り?


以下は結構専門的な話。
京アニのハルヒのページの制作日記には1話につき3つの話数番号があると書いてある。
つまり放送話数(放送される順)、構成話数(話のあらすじ順)、そして制作話数。

放送話数、構成話数はこちら参照。



制作話数はその名の通り、制作された順なんだろうが…ここでまたキバヤシ並みの仮説を立ててみる。


普通の作品は当然だが、放送話数=構成話数=制作話数である。
当然だけれど放送される順(〆切が近い順)にコンテ、作画作業を進めていく。

短い1クールだったり、原作ものであれば
シリーズ全体の構成→全シナリオ発注という作業が
既に作画に入る前に終わっていたとしても別段おかしいことではない。
(終わってなかったりもよくあるのでむしろ良好なスケジュールといえる)


しかしハルヒは放送話数≠構成話数であることから、いくら原作があると言っても
恐らくシリーズ全体の構成を決めるために最低シナリオ(決定稿)が
全部出揃ってないといけないのでは?
と考えられる。
つまりシナリオが出そろった段で放送する順を決めそれから後の作業に入るということだ。


…で、ここでもう一つ、更に制作話数という数字が出てくる。
てことは、つまり放送話数≠構成話数≠制作話数。…どういうことか?
放送する順番を決めた後、時間をかける話数から順番に作業を始めていると言うことか?


さらに妄想メモ。
http://www1.vecceed.ne.jp/~m-satomi/SUZUMIYAHARUHI_top.html
D2Stationさんを参照させてもらうと
演出と作監のローテーションは一組が大体2話、一部3話分。
作画面だけ考えると、計算上は6話分は平行して作画作業が出来るということだけど、
大抵一番始めは総作画監督の話数からなので1話(ハルヒだと2話)は先に進んでいるはずだし、
いくら平行は出来るとはいえ原画マンが色んな話数を掛け持っているはずだから
完全別作業は出来ないと考えられる(それだけ1話分集中的に作るより時間がかかる?)。


作業量の面から考えると2話と14話が最初と最後とするならば最優先で
取りかからなければいけなさそうのは、12話…そう「ライブアライブ」だろう。
あのライブシーン、更には尋常でない数の文化祭のモブキャラシーン
正直TVシリーズ普通に出来るもんじゃない。


が。


12話を作るための素材として、モブは時間さえあれば何とかなるとしても
ライブシーンは曲無しには作画作業できないだろうから
単純逆算していくと、

作画←曲の決定(スポッティング)←曲の収録←ハルヒ平野綾の決定
←発注&作詞作曲

何か…裏ワザが有るのかも知れませんが、一体何年前から作ってるんですか<ハルヒ



結果的にやたらめったらスケジュールが有ったようなハルヒ


そこから更にキバヤシ的に妄想していくと、どうにもこうにも

  1. 始めにセンセーショナブルな始まり方をさせて、
  2. 逆転○判やら諸々のネタで中盤をある程度中だるみさせつつ繋げていって
  3. 12話の「ライブアライブ」で、また再爆発させる
  4. 最終回へ


…やっぱりこれも全て予定通りで、ワシらは京アニの手のひらでこの3ヶ月間
ものの見事に踊らされてたのかという妄想に…


(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


ハルヒが終わった今頃はもうKanonが終わりかかってたりするのかなぁ(すげぇ

*1:フルメタは原作者がシリーズ構成をしていた