Arrive to "1000"

概要

書きかけの話その2。


そもそも、短編小説同盟のメンバー1000人記念の
贈り物みたいな感じで手をつけたのだが、予想以上に設定が細かくなったりで間に合わず。

結局今までお蔵入りになっていたもの(発端者のたあぼうさん今更ですがごめんなさい)。
タイトル通り、お題というか「1000」にちなんだストーリー。


時は戦国時代。
何故か殺した人間の数を無意識に数え続けているヒロインは
各地を転々としながら生きるために何人もの人間を戦で殺めてきた。
その数なんと999人。
敗戦にて落ち延びる途中銃弾で命を落とした彼女はその法外な殺人の件数にて
地獄にて1000年もの刑を受け、改めてこの世に転生すると言う話。
ところがぎっちょん、何故か過去の記憶、そして頭の中での無意識なカウントは消えておらず
しかもよりにもよって今度のカウントは男を振れば振るほど増えるのだった!


登場人物

ヒロイン(一人称にて話が進むため名前設定無し)…

何故か今まで人を殺めた数を無意識に数えてしまっている少女。
人を殺すのは生きるためと割り切っているため、あまり深く考えないことにしている。
そのせいか自分の生死に関してもわりとさばさば。


ぷろもーしょん

『汝は死んだ』

「知ってるわ」

『汝は今日、ここに来るまで何人の人を殺めたと思う?』


「…人は全部で999人よ、動物を入れたらキリがないわね」


『汝を転生させる――ただし、汝が生まれ変わるのは1000年後だ』

「…は?いっ1000年ってちょっと…」


ガコン。


扉が閉まるようなフェードアウトを起こしあたしは闇の世界に墜ちていった。

↑ちっともプロモになってない件。


クリンナップ期間

これも…一週間かなぁ。