福知山線列車事故1両目の生存者の証言。

2両目の生存者の方のお話しも載ってました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050501-00000092-mai-soci


毎日新聞さんにはお仕事でお世話になっているんですが、通勤のためこの時間のこの列車に乗ってる方結構いらっしゃったみたいでご夫妻でお勤めになってる旦那さんの方が巻き込まれて亡くなったと言う話を聞きました。107人の犠牲者の方々、ご冥福をお祈りします。

偶然とは言え、リレー小説に列車事故を軽い気持ちで出してしまったなぁ、としみじみと反省しています(リンクは張りません)。そんなこと言ってしまったら事故ものの話をかけなくなってしまいますけど、事実は小説よりも奇なりと言うか、様々な記事を見るだけでぞっとする。まず車両が1/3まで圧縮されるという事すら想像も出来ない。

何日か前にも書いたけど、今回の事故は単に運転士だけ、JRだけがどうこうという問題ではない。1秒レベルで運転せざるを得なかった、それが需要として求められていた社会の状況も問題ともいえる。「安全は当たり前」ではない。管理する側も乗る側(乗る側は確かにどうしようもないんだけど)もやっぱりそれが当たり前レベルになってしまって欠如してしまったから起こった事故なのだ。JR西日本の駅員とすれ違うと「人殺し」と罵る人もいるらしい。それは違うだろ、と。そんな危険をはらんだ運転をさせてしまった原因に遠くながら急かしていた自分たちもいるって事もやっぱ心の片隅にとどめておくべきだと思う(当然JRに直接責任はあるけど)。


ただ非難するのではなく、個人レベルでも死者の冥福を祈りながら、教訓として考えていかねばならない。


昨日で言えば、北朝鮮からミサイルが日本海側に発射された。この件がどれだけ危険か。
「安全は当たり前ではない」のだから。